ひよこ好きを公言するとーこですが、今年はひよこをお料理してみました♪
　料理中にも可愛くなって、何度突いてしまった事やら！
　皆さんには、その愛と手順と変わりゆく姿をご紹介したいと思います。
　今日から貴方の好物は美味しい美味しいひよこさんさっ！！

１、まずは乾燥したひよこを観察

　乾燥したひよこたんは、イメージの中にある物とは違い、しわしわさんです。
　この状態の物を買うのは初めてで、ちょっと尻込みしていたが、乾燥していてもひよこたん。しわしわでもとてもらぶりーです。愛らしい。キュート。
　くちばし部分と、小さな手羽の部分。尾っぽの部分がまあ可愛いわ。そして美味しそうなのですよ。
　ううんらぶりー。

２、一晩水にひたす

　とってもよく乾燥しているので、水で戻します。
　水で戻したひよこたんは、しわがとれてとってもらぶりー。
　食べてしまいたいけど、ここは我慢。
　なんだかとっても残酷な気分でくふふと笑ってみると家族に怪しまれてよし。私は家族には内緒でやりました。

３、煮る

　翌日、ひよこたんをたっぷりのお水でたっぷり煮ます。
　一時間から二時間ほど。
　ぐつぐつぐつぐつ煮ます。どうせ生きていないから、叫んだりしないので思い切り煮てしまってください。気分は邪悪な魔女ですよ。
　そうして出来たひよこたんは、しわもとれてイメージ通りのひよこたんに戻りました！

４、調理

　とっても愛らしいひよこたんを調理するなどという残酷なことは本来避けたいのですが、この子達は愛らしい見目の通り、とても美味しいのですよ。
　生きるという行為を勘違いして、自分の好きな生物を食べる人達を罵る馬鹿者どもが世の中にはいますが、私は違います。食べるという行為に神聖さがあると思い、それがどんな生物であれ同じ気持ちで口にします。
　よって可愛いひよこたんといえども容赦なく調理です。
　トマトと一緒に煮込むか、すりつぶしてペースト状にするのも美味しいし、とにかく万能的なおいしさを持つのがひよこたんである。
　私はいくつか考えていた調理方法の選択に迷い、とりあえず冷蔵庫を開けて愕然とした。
　考えていた材料がないのだ。
　そこでしぶしぶ、お店で食べた美味しかったサラダを思い出し、サラダに決定。
　

　ニンジンを角切りにして湯通しし、キュウリを角切り、プチトマトを櫛切りにする。ハムも無かったので、ベーコンを炒めた。
　この中にひよこたんを投下し、それをまぜまぜして出来上がり。
　本当はゴマのペーストが欲しかったのだが、ないのでゴマドレッシング。

　食べる前に家族を牽制して写真を撮り、美味しく頂きました。
　家族に変な目で見られましたが、材料のことは何も言いませんでした。
　　

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