あとがき 〜恐怖と絶望と絶叫と〜
「最強(最凶)ヒロイン競作」作品集に参加しています
最強かつ凶悪なヒロイン達。
サイト内一番の色物キャラの寄せ集め、メディア主役の「恐怖と絶望と絶叫と」をお送りしました。
こちらは中編で、だいたい原稿用紙百枚程度。制作期間一日と少し。
メディアとハランはとっても書きやすいコンビです。他のシリーズのこゆいキャラ達以上にこゆいキャラ、ものすごく書きやすかったです。そしてまた二人ほど変なのが増えました。
魔女の弟子とは繋がってはいますが、独立した別物として読んでください。
製作裏話。
理力の塔の設定が細かくなっていますが、昔の設定が出てきたので活用しました。
メディア。留学終了後。十三歳になっています。身長完全に伸び悩んでいます。ちなみに、親子で三十センチぐらいの身長差があります。彼女は身長に関してだけ見苦しいさばを読みます。まだ十三歳の彼女は、胸よりも身長の方が重大な悩みのようです。
リディア。考えていた当初と設定が変わりました。当時はメディアの友達で、いつもつるんでいるという設定でしたが、初対面になりました。魔女の弟子の「理力の塔」にも登場させようかと思っていたのですが、人数が多くなりすぎるので断念。それ以外は口調を変えた程度です。当時はシアとまったく同じ口調でした。シアの元となったキャラかもしれません。ちなみにハンサムな男性が大好きです。(あの二人とも顔は悪くない)
サディ。この子が一番大きく設定変更されました。性別から性格まで、すべて。元は男で、メディアの呪い対象でした。いつも防いでくれるので、メディアは彼のことが大好きで大好きで、いつも夜這いして呪っていました。そうして、一見クールな彼は内心毎日ものすごく疲れているという。その性格がアランの元となっているのですが、結局活躍しませんでした。幽霊も、本当はフォント変えてどろどろさせようと思ったんですが、行書体にしたら、愚弄が細かくなってしまった読めなかった……。なので普通のフォントにしました。
今では泣き虫恥ずかしがり屋内気……の仮面を被る、心霊現象オタク。さり気に人が死ねばいいと思っていそうな子に……。仮面を外す予定は今のところありません。従兄からいくらでも想像してください。似ていませんけど。
ついでにハラン。書きやすさのあまり、いつの間にか私のお気に入りキャラに。出てきたときはほとんど使い捨て。その後ちょっとだけ出てくる程度だったのに。いつの間にかヒロイン、メディアの相方に……。
目覚めさせたのは通りすがりのメディア。しかもそれまでは普通でエリート街道まっしぐら。タチの悪い女にハマってある意味破滅した男、ということが今回判明。
考えていた当初、男はいらんと思って排除していただけに、大出世をしたキャラです。
思うに、普通悲劇のヒロインになるんでしょうね、リディアとかは。明らかにそういうキャラをお笑い要員にする自分は、やはりひねくれていますね……。
(2003/08/07)