9話   エインフェ祭

 

「ひどい男がいたものねぇ」
「まったくだ。っていうか、ああいう男は信じるな。親父に通じるところがある」
「身に染みたわ」
 散々愚痴をこぼし落ち着いたメディアは、カウンターにうつ伏せになって呟いた。
 店を替えて。ここは女王様、セシルの馴染みの店だという。飲んでいるのは、ジュースだ。
「蛇族が男の精気を食らって生きているのは知っていたわ」
 彼女は、カオスの言う事情というのを、理解していた。彼女は努力家だ。特にカオスに関わることは調べたのだろう。自力で。
「でも、今は関係ないって、言った」
「言い切っておいて、あれか」
 振られて当然というか……。
 思春期の女の子に、理解しろという方が無理である。
 気にするなと言う方が無理だ。
「私は、身代りだったの」
 彼女はグラスの中身をかき混ぜながら、
「身代り……」
「よく分からないけど、初恋の人に似てるんだって。
 その人を探してずっと生きていたって」
 生まれ変わりと言うことだろう。黒の領域は精神と死を司る。
「それって、転生体を探してたってことだろ」
「でも、私じゃないもの。私はその人じゃない」
 生まれ変われば、すべては変化する。忘れる。たとえ本当に生まれ変わりだとしても、容姿など似ても似つかないし、性格もそう。その本人であるとは、言わない。
 例外は、それが神であった場合のみ。しかし、彼女は人間だ。
「身代りでもいいって思ったの。私のこと好きだって言ってくれたから。だけど、やっぱり私はその人とは違う」
 彼女は目を伏せた。
「だから、もう、いい」
 彼女は拳を握る。
「男なんか、いらない」
 極端な話だが。
「あら。世の中そんな男ばかりじゃないわよ」
「いいの。元々男の人なんて好きじゃないから。心の弱い私が悪かったの。もう、あんな男知らない!」
 彼女らしいと言えば彼女らしい。
「強がっちゃって。可愛いわね」
「強がりなところが、こいつの醍醐味だからな」
 強くはない。強がっているだけ。
 今は、特に。
「じゃあ、そろそろ帰るか?」
「………」
「もう少しいるか。ヴェノムにはここの場所を知らせたから、アルスさんは安心して待っているだろうし」
 焦っているのは、おそらく一人だけ。
 ──あ、別の意味で焦ってそうな奴が……。
 部屋で、一人きりになってしまう、友人を思い出した。
 ──ま、無理強いはしないだろ。
 それがヴェノムとの約束だ。それを守るなら、口説いてもよしという。
 そうでもしないと、カロンは本気で誘拐計画を実行しかねなかったから。

 ラァスは鬱陶しいカロンは無視して、それを観察していた。
 アミュは置いてきた。暗くなった夜の街に、彼女を連れてこようなどとは思わない。
 貞操の危険は感じるが、ヴェノムに念を押されたカロンは、とりあえずはラァスの肩を抱いて微笑んでいるだけ。
 下手に抵抗するよりも、こうしていた方が安全だと彼は認識していた。
 長年の経験から言えることだ。
「しかし、ここから見ているだけでいいのかい?」
「メディアちゃんを刺激しないほうがいいからね」
 窓から、鏡を使って時折観察している。あちらの声は、カロンの術によって筒抜けだ。
 こういうとき、この手の存在は便利。
 考え方によっては、ジェームスなどよりは平気だし、うまく使えばただ働きしてくれる、いいパシリ。
 今だって、お腹がすいたといったら、気がつくと姿を消し、あっという間に暖かい飲み物と食べ物を買ってきてくれたところである。
「黒の賢者などよりも、よほど似合いだな」
「男女のカップル認めるんだ」
「ははは。当然だろう。生産的なカップルも必要だ」
「なるほど」
「そういうことは他人がしてくれなければ、人類は滅びてしまうからな」
「ああ、そう」
 平常心平常心。
 きっと大丈夫。
「実はそのスープに惚れ薬を入れているとしたら?」
 ぐえっ。
「惚れ薬は黄の賢者の知識にはないもーん。師匠にもちゃんとしたものは作れないって」
「………それは残念」
「薬なんかに頼るんだ。僕、そーいうの嫌い」
 どきどきどき。
「今日は騒がないのだな」
「僕は冷静沈着なの」
 カロンが何を考えてか、こみかめに顔を近づけてきたので、避ける。
 変な術さえ使われなければ、こちらの方が上である。
「何もしないって約束してついてきたくせに。邪魔するなら帰ってよ」
「親愛の情を示しているだけなのだが……」
「お仕事中なの。お小遣い貰って師匠に頼まれたんだから」
 そう。これは有料だったりする。
 いい子だから、様子を見てきてください、と。
「仕方がない。今日は諦めるよ」
「今日は、じゃないの。まったく、いたいけな子供に欲情するなんて、サイテー」
 カロンはラァスの罵りに、ただ笑うだけ。
「可愛いな」
「僕が可愛いのは当然」
「努力家は好きだよ」
「ああ、そう」
 だんだん、メディアの気持ちが分かってきた。
 付きまとわれると、こうも腹が立つものなのだ。ハウルの場合、下心は無かったはずだが、こいつの場合は下心しかないのでよけいにタチが悪い。
「信用ないか?」
「あると思うの?」
「手厳しいな」
 ラァスは中の様子をもう一度見た。
 ──うーん。復縁は難しそうだな。どうでもいいけど。
 他人のことである。しかも、浮気の結果だ。
 と、ラァスは近付く気配に気がついた。
「あれ、アルスさん?」
「やあ、邪魔する」
 彼女は言って、窓の前に座る。
「どしたの?」
 彼女は明日のイベントの主役である。だから身体を休めなければならないと聞いていた。
「いやな。気になったものだから」
「信用ない?」
「娘のことだからな」
「そだね」
 ラァスはくすりと笑う。
「こういうこと、慣れているみたいだな。何をしていたんだ?」
「赤き月。昔ね」
「ああ、知っている。そっか、お仲間か」
 ラァスは別に驚かなかった。
 今まで驚くことばかりを体験してきた。
 聖女が十二歳の娘がいるのだ。それに加えて元暗殺者であろうとも、気にしない。
「ごめんな、うちの娘見張らせて」
「いいよ、別に。メディアちゃんのことは気に入っているし」
「はは……そう言ってくれると嬉しいよ。あいつは、人付き合い悪いからな」
「彼女はただ、少し照れ屋なだけだよ」
 究極の照れ屋さん。
「そっちのお兄さんも、ありがとう」
「ふふ。同年代の女性に言われると、不思議だな。あんなに大きな子がいるのだから」
 彼はアルスが女性であることを、見抜いていた。おそらく、男性でないことを見抜いたと言った方が正しいだろう。
「カロンっていくつ?」
「二十四だ」
「同い年か」
 アルスはくすくすと笑う。
 方や十二歳で子供を生んだ元暗殺者聖女。
 方やホモだから勘当された賢者王子。
 ──はは………どっちも馬鹿馬鹿しいと言うか……。
 人伝に聞いたのなら、絶対に信じないような内容だ。
「そーいや、先生、二十三歳で通してるんだよな……」
「カオスは二十一らしいな。師を越えるわけにはいかないからとか理由をつけて」
「はは。じゃあ私はこれから二十歳を名乗ろうか?」
「私もそうするかなぁ。いくらなんでも、あの二人の自称よりも上というのは……」
 いい年の大人が二人、くだらないことを企んでいる。
「私の場合、将来はあの二人に並び称される賢者になるから、問題はないだろう」
「私も聖女だからな。聖女たるもの、年を取ってはいけないだろう」
「二人とも、何無茶な理屈を……」
「いいではないか。これ以上年を取る気は無いのだから」
「同じく。神殿の方は、メディアのことを妹にしてしまっているからな。メディアは嫌がっているが、姉妹と言うのもなかなか」
 ──うわ……嫌だな、天才が揃って前にいるって。
 世界に通じる規模の天才である。ラァスなど、こうして話しているだけで奇跡と思わねばならないほどの。
「そういえばアルスさんって、白魔法得意?」
「ああ」
「ねね、コツとかないかな? ちょっと悪霊を浄化したいの。実体化して、人と区別できないレベルの」
「………いや、そのレベルまでいくと、悪魔とか魔族とか呼ばれるモノだぞ」
「え? そーなの?」
「ああ。実体化した時点で、それは器を持つことになり、生きているのと大差なく、霊ではないとされる」
 知らなかった。ヴェノムは何も指摘をしてくれなかった。
 悩むまでも無く、一つの考えが思い浮かぶ。
 ──僕に努力させたかったのか……。
 何も語らない彼女らしい考えである。
「それに、その手のことならこっちのカロンさんの方が詳しいぞ。黄の賢者、なんだよな?」
「ああ」
「思うに、君はヴェノム様に師事するよりも、カロンさんに師事した方が……」
「い・や」
「何で?」
「そりゃノーマルの人ならともかく、二人きりになったとたん押し倒してきそうな人なんて嫌」
 彼女は腕を組んで考える。
「……いや、なんで悩むの?」
「いや、そんなもんかな、とか」
「アルスさん、ひょっとして来るもの拒まず?」
「人を常識なしのように言わないでくれ。子供育てるのに男なぞいらん。まあ、ミンスがいろいろと手伝ってくれて助かったけど……あいつ、よくメディア落っことしてたからな。あの子がああなったのも、頭打ちすぎたからかも……」
 普通馬鹿になるものであって、その逆は無いと思うが……。
「ラァス君、アルス殿。店の中、様子が少しおかしいぞ」
 カロンが直接店を覗きながら呟いた。
 ラァスは見ると、顔を引きつらせた。
 メディアが、酔っ払いとにらみ合っている。
「………ははは……」
「まったく、なんでこんな風に育ったのか……」
 隣にいる一児の母は、小さくため息をついていた。

 メディアはその男を睨んでいた。
 ハウルは止めない。なにせ、セシルに絡んできたのはこの男だ。そのにらみ合いが始まると、仲間と思しき男たちが加わる。
 よそ者だろう。ガラが悪いわけではないが、だからこそタチが悪い。
 どこかの組織の人間なら、徹底的に潰しても文句は言われないが、一般人では文句が来るのは当然だ。
 しかも彼らはおそらく、高い身分の者。それなりに鍛えている。騎士か何かが、旅行に来たといったところか。
 それを分かっているから、メディアは手を出していない。
「お嬢ちゃんには用はないんだよ」
「そっちの美人さんに用があんの!」
 酔っている。ろれつは回っているが、出来上がりぎみだ。
「ちょっとお酌してもらうだけだから」
「金なら持ってるぜ」
 金。
 その一言でメディアの目が険しくなる。
 ──あ、切れた。
「お黙りっ、この酔っ払いどもがっ!」
 さっきまで、正気をなくすほど飲んでいた本人が言う。
「この都で魔道師に逆らうことが、どれだけ愚かなことか、その身に教えてやりましょうか?」
 ハウルも立ち上がる。
 その手に、鞘に納まったままの剣を持ち。
「いいか、俺たちはカーラントの騎士団に所属する」
 がっ!
 鬱陶しい男の一人を、メディアはいつものように杖で殴る。
 杖を鈍器として使用する魔道師は、この女の他にそうはいまい。
 高いからだ。
「ジョ、ジョシュア」
「このガキ、なんてことをっ」
 当たり所がよかったのか、メディアの腕が上がったのか、自称騎士は一撃でのびた。
「お黙りなさい、このクズが。ただ飲んでいるだけの女性を、いきなり金で買おうとするのが騎士のすることなの? 嘆かわしい。あんたたちが騎士なんて、そんなクズ騎士団解団なさい」
「賛成」
 ハウルが手をあげ、セシルは頷いた。
 どうやら、こちらの腕を信用してくれているらしい。
 ここは魔道師のお膝元。体力や身分だけの馬鹿に負けたとあっては、魔道師としてのいい恥である。
「てめ、ガキだと思って容赦してりゃ」
「ふふん。クズにクズとしての自覚を持つように、わざわざ天才たるこの私が、親切丁寧に諭してあげたまでよ。感謝なさい、クズたち」
 こういうとき、メディアの口上は心地よい。
 ハウルでは、とっさにここまでの侮蔑の言葉は頭には浮かばない。
「あら、まだ感謝できないの? そうね。クズなんて可愛いものじゃないわね、その図体じゃあ。リサイクル不可能な粗大ごみ? 産業廃棄物? あら、気に入ってくれたのかしら、ほほほほほ。でもやっぱり、中身が小さいからクズで十分ね」
 彼女は正真正銘Sの人だ。
 セシルはその様子に、うんうんと頷いていた。
「やっぱり才能があるわ」
 魔道師にそんな才能は要らない。むしろ物静かで、大切なこと以外は語らないのが理想である。
 ハウルは鞘に収めたままの剣を、いつでも振れるように握りなおす。
「このガキっ」
 案の定、大人げの無い男たちはメディアに手を伸ばす。ハウルはその男の顔面に、鞘に収めたままの剣を叩き込む。
「女子供に手を出そうなんて騎士としては失格だな。クズ呼ばわりされても仕方ねぇな」
 ハウルはくつりと笑う。
 人を罵るのは、案外楽しいかもしれない。元々思っていたのだが、メディアを見ていると思い知らされる。
 子供二人に笑われ、彼らは屈辱に身を震わせた。
 ──あ、なんかいいかも。
「あら、これひょっとして、少しアルコールが入っていない?」
「子供でも、辛いときはちと酔ったほうがいいんだよ」
 セシルとマスターが何やら話していたが、気にしない。
「ふん。口で言い負かされて手を上げるなんて、本当は自覚してるんじゃないの?」
「ふっ。それで、こんな女の子相手に本気で切れたのかよ。だっせぇ」
 かつて、これほどまでにメディアと息を合わせたことがあっただろうか? いや、ない。
「お偉いらしい騎士様とやらが、こんな能無し男に叩き伏せられるなんて、お笑いねぇ」
「お偉いらしい騎士様とやらが、こんな偏平チビガキに殴り倒されるなんて、お笑いだな」
「ほーほほほっ」
「はーはははっ」
 メディアとハウルはにらみ合う。
「二人とも、何仲間割れしてんの」
 その声にひかれ目をやると、窓枠に座るラァスがいた。
 驚きはしない。奴は神出鬼没の元暗殺者。どこにいてもおかしくは無い。
「ああ、ハウルまで酔ってる?」
 酔っていない。ほんの少し気持ちよくて、ハイになっているだけだ。
「ほんと、似たもの同士だな、あの二人。あ、今度こそカオスはいないから」
 アルスが入ってきた。メディアが微笑む。
「アルス」
「はいはい。まったく、こんなところで喧嘩して、怪我なんてさせない」
「でも……」
「分かっているから」
 と、アルスは店の中を見回す。
「アルス様だ。聖女のアルス様だ」
 誰かが呟いた。アルスはこの町では有名だ。なにせ、理力の塔に所属する、前代未聞の男装の聖女である。
「お久しぶりです、アルス様。挨拶が送れたこと、お詫びします」
 セシルはアルスの足元に跪く。
「いいって」
 アルスはセシルに立つ様に手で示す。
「同郷のよしみだろ」
 彼女の故郷は、とある隠れ里。暗殺者の里。
 ──はは………どーりで親切にしてくれるはずだ。
「聖女……?」
 自称騎士たちが呟いた。そんな彼らにアルスは視線を移す。
「あんたら、うちの可愛い娘、虐めたな?」
 異様な迫力を持って、彼らを睨む。メディアよりも数段上の迫力だった。
 虐めていたのはこちらだが。
「聖女だかなんだか知らないがな、教育が行き届いてないんじゃないか?」
「あんたらが紳士なら、この子も罵ったりはしなかった。一部始終見ていたが、先に無礼を口にしたのはあんたらの方じゃないのか?」
 紳士的態度を取っていても、彼女は罵るが。
「カロンさんも、何か言ってやってくれ」
「そうだな」
 窓に座るラァスの横を通り、カロンが入ってきた。
「まず始めに問うが、私の顔に見覚えは無いか?」
 その問いに、自称騎士たちはしばしカロンを眺め、やがて青ざめる。
「で……殿下」
「覚えているようだな」
 カロンは満足そうに微笑み、
「私は子供好きだ」
 そうでなくて、ラァスを口説いたりはしないだろう。
「男女に関わり無く、な」
 でなくば、アミュにも優しくなどしないだろう。
「子供に手を上げようなど、恥を知れクズども。とっとと失せろ」
 その台詞に、彼らは我先争って出口に向かう。
「忘れ物をしているぞ。店の主人に迷惑だろう?」
 カロンは気を失っている二人の男を、入り口まで投げ捨てた。
 なぜか、笑いがこみ上げてきた。

 寄宿舎に帰ると、ヴェノムとアミュが待っていた。
「おかえりなさい」
「ただいま」
 ハウルはヴェノムの抱擁とキスを受ける。
「料理は?」
「ちゃんと残してあります」
 メディアは呆れた。
「まだ食べる気なの?」
「ったりまえだろ。お前は食わないのか?」
「食べるわよ」
 年に一度の楽しみである。
 カオスごときのせいで、出来立てが食べられなかったのが悔やまれる。
「お手数おかけしました、カロン殿下」
「いや、なかなか楽しかった」
「今夜はどちらにお泊りに?」
「日帰りのつもりだったから、今から探そうと思う」
「なら、こちらにお泊まりください」
「ええっ!?」
 ラァスが女の子のような声をあげる。
「どうして?」
「今からでは宿など取れません。さすがに、殿下を野宿させるわけには行かないでしょう」
 最もだ。
 どこの殿下かは知らないが。
 あのクズどもは、カーラントと言っていたような気がする。なら、カーラントの王子なのだろう。
「ラァス君はどこの部屋に?」
「べー。ハウルと一緒だもん」
「ハウル君。こんなものがあるのだが」
 カロンは何か細長いものを取り出し、ハウルに見せる。
 それは、ただの釣竿だった。
「おおっ」
 その釣竿にハウルは目の色を変えた。
「そ、それは幻の……」
「そう。ハウル君が釣りが趣味だと伝え聞いてね」
 ハウルは満面の笑みでそれを受け取り、
「ははは。ヴェノム。今夜はヴェノムの部屋に泊まるな」
「こらぁぁぁあ! 友達を釣竿ごときであっさりと売るなぁぁぁあ!」
「ごとき? 釣竿をごときと?」
 ハウルは釣竿を抱きしめ、怒りに身を振るわせる。
 くだらないとは思うが、趣味とはそういうものだ。メディアとて、少々変わった収集癖があるので、人のことは言えない。
「私、寝るわ」
「だな」
「アミュ、行きましょう」
「うん」
 その後どうなったかは、よく知らない。
 明日は祭りの最終日だ。早く寝て早く起きるとしよう。

 

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