6話 不死者 〜不屈の振られ男〜 あとがき
「
またもや2ページ構成予定を、無理矢理1ページに抑えました。
動かない。祐が出てきてようやくすらすら書けるようになったのですが、それまでタケシの動かないこと。
どうしようかと思いました。
しかし、書いていてだんだん可哀想に……。
作ったときは不思議形ハンサムだけどやっぱり振られるお兄さんだった。たしか、地面の下に埋まっていたドラゴンを手なずけて、それに乗って登場という奇抜な行動をするの予定だった。ずいぶんと地味になったな、タケシ。
そして、ずいぶんと不幸でかっこ悪くなったな、タケシ。
マリウスを殺したのはこいつであることには変わりないけど、ずいぶんとみみっちぃ理由になったな。
そして、守備範囲も広くなったな。前は子供のような女の子にはさすがに興味なかったのに。
今では(昔もだけど)振られ続けて二十二年。嫌われ続けて八年。タケシの未来に明日はあるのか? たぶんない(ひでぇ)。
合掌。
」やっぱり未定なのに予告 7話 吸血鬼
とうとうまわってきました。1話から出ているのに、あまり活躍していないマリウス。本当は全部マリウス視点にしようかと思っていたほどのキャラなのに、こんな隅の方に追いやられて可哀想に。
情けないご主人様と、憎っくき自らの仇である男との対立の日々。
そして癒し系の愛玩動物と、毒舌道化との穏やかな日々。
そして、空腹の日々。
いやなことは自棄酒飲んで踊って歌って忘れろやとアヤ。
そして今回、マリウスの秘密(?)が暴かれる!